「文字が大きくなる」 連載70

■清水教授のデザインコラム/連載 – 70(03/30/2008) 「文字が大きくなる・・・・」 文字を読むひと、読まないひとが二極化するなかで、社会のマスメデイアとしての責任をもつ新聞、その文字が大きくなる。 一回り大きくし、 …

「日本のグランドデザイン=経済力・技術力の継承」 連載68

もう数ヶ月が過ぎたような感覚になっていた。 新年にはそれらしく希望と未来に繋がるテーマを考えていた・・・。 しかし、最近のニュースも暗い・・・。 原油の高騰、サブプライムローン、偽装問題・・・? そして、世界は同時株安・大不況になるのではと …

「21世紀は日本の世紀!のはずでは」 連載67

アメリカであるものを発明した、と発表した。 それは我が国では数年も前に発明していたものだ、とロシア。 そのころ、我が国ではせっせとそれを船積みしていた・・・。 ・・・・ どの新聞だったか・・・。 そんなコラムを読んで思わず吹き出してしまった …

「新幹線・高速鉄道車両のデザイン」 連載65

先頃、「鉄道発祥の地である英国で日本製の車両が、はじめて走る」と新聞やテレビで報じていた。 英仏を結ぶユーロスターの新路線で、ロンドン周辺を運行する高速通勤電車に日立製作所製の車両が採用され、同時に南東部アシュフオードの保守整備拠点でメンテ …

「生きぬく力」学ぶ心、考える心と行動を 連載64

ひとは与えられた社会や文化的な環境の中で生まれ父母、兄弟、友人、そして、様々な人たちとの複雑な人間関係をとりむすびながら生きてゆくことになります。 もとより、本人が目標を持って生まれるわけではないので、周辺の思惑と両親の期待、幼児期、学童期 …

「才能ない」進路に迷い         日本画家・千住博氏の取材記事から 連載63

「白い大画面とのにらめっこが続く。見えないバリアに阻まれて、筆が入らない。足が前に出ない。ニュヨークのアトリエで時間だけが過ぎていった。 『時間はどれだけかかってもいいから本当に良いものを』と言われていた。 千年残る仕事だ。絶対、代表作にし …

「住みよい国、日本・」 連載62

紙面の隅に小さく、「住みよい国、日本」という文字が目にとまった。 「ニューヨークのホテル?ロンドンの地下鉄の初乗りが千円・・・」 これは「最近の円安のせいでは?」 読みながら、「円の対ドル、対ユーロの均衡レートが不自然ではないのか?」とも考 …