評価し、決断すること 連載87

 デザインでは、どのように考え、決めるのだろうか? 問題解決の可能性、そのためのアイデア・スケッチを並べてみたがどのアイデアがよいのか? 最終案として、数枚のレンダリングを描いたが、どれがいいのか? デザイン・プロセスにおいては、その一つ一 …

時代が変わり、デザインが変わる 連載86

現代デザインとは同義といってよいだろう、ディーター・ラムスの「よいデザイン 10の原則」・・・。その一つ一つを忠実に試みたスケッチやプロトタイプ、モックアップ、そして製品など300余点のブラウン社(ドイツ)の製品が展示されている。 「純粋な …

「Story of…」展 連載84

「考えるより、感じて欲しい」、と・・・・ 昨日からの雨・・・。 もう止むのでは、と思わせぶりな気配を見せながらまだ降り続いていた。 上野駅公園口出口。しかし、そこは既に人々で溢れ、行列が出来ていた。 上野にある美術館や博物館の入場券を予め買 …

50年前の、あの瞬間(とき) 連載83

その頃の皇居北の丸公園には学徒援護会があり、学生たちにアルバイトを斡旋する場があった。 いまは様変わり、それがどのような建物で、どの位置にあったのかは全く憶えていない。アルバイトを求める大勢の学生、中には、たどり着いたが帰る電車賃がないと座 …

優れた製品、生産性故の反動!? 連載82

歴史はくり返している・・・・ 世界同時不況のニュースが日々、深刻の度合いを増しながら伝えられている。 企業の景況判断指数は-51~52.9、なかでも製造業分野では-66~69と厳しい数値を示すものに・・・。 この不況の震源地となったアメリカ …

マークシート方式のアプローチ 連載80

その年を表すという一文字は「変」、だった。 師走に恒例となった清水寺 管主によって墨汁鮮やかに書き納められたが・・・。 しかし、今年もまた 厳しい年明けになった。 昨年、サブプライムローン問題に端を発した世界的な景気は、IMF(国際通貨基金 …

日常生活の中の問題意識 連載79

本コラムはデザインについて、デザイナーが関心を持つべきだろう諸々について考えたものである。もちろん、デザインを学ぶ若い世代の読者も意識したものでもあるが、なによりも私自身の感性を覚醒し日常的な生活の中で問題意識を喚起することが出来たのではと …

案外、そんな偶然が歴史をつくるもの 連載78

1900年初頭、車は電気自動車、蒸気自動車、そして、ガソリン自動車が分野を3分して開発されていた。 その後アメリカで石油が噴出し、その歴史は変わった。 人間の歴史はそんな偶然がつくるものでもある。 インダストリアルデザイナー レイモンド・ロ …