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増子瑞穂さんの「キャスター・マッシー通信」連載 - 13(10/31/2004)

「コンテッサ日記続き」

いい季節になりましたね。
と毎年なら言っている頃なんですが、今年はどうしたものでしょう。
秋晴れのどこまでも青い空にオレンジ色のキンモクセイの花が香る、私の最も好きな季節。なのに、台風、台風また台風。。。今年のキンモクセイは、ほんの数日で過ぎ去ってしまいました。

でも、我が家にキンモクセイ色の家族がやってきました。
10月上旬、雨が降りしきる中、待ちに待ったコンテッサ到着です!
(ここまでの経緯はマッシー通信連載 - 12をご覧ください)
胸ときめかせながら半透明の袋を取り除くと、、、ジウジアーロデザイン、コンテッサ登場です!頭の中にファンファーレが鳴り響きます。
堂々たる姿。それでいて、まるで以前からそこにあったかのように、どんな空間にでもなじむデザイン。あぁ、首をナガークして待っていました。

家具を買うときにしてしまいがちな失敗に、思ったより大きかった!というのがあります。広いショウルームや売り場で見ていると、段々、大きさの感覚が麻痺してきて、いざ家に到着してみるとなんだか大きい!という。(実は以前にソファーを買ったときに失敗したことがあるんです。まるで部屋全てがソファーに占領されたかのような印象になってしまって、、、大失敗。)

今回も少し心配していたのですが、さすがコンテッサ!
人の体、形、そのままを椅子にしたかのようなデザインですから、邪魔になるワケもなく。お世辞にも広いとは言えない我が家にも、難なくその居場所を見つけることができます。気になる座り心地は、やはり、楽!変な表現ですが座っている感じがあまりしないのです。人は座っている時にも無意識のうちに、身体のいろいろなところにストレスを感じていると思うのですが、ノンストレス。座っているだけで疲れがとれそうです。
リクライニングやアームレストの位置の調節、高さ調節の動きも滑らかそのもの。
あーコンテッサ最高!パソコンだけではもったいない。読書や居眠りもここです。
もう一脚欲しいなぁ。ライムグリーンもいいなぁ、シンプルにグレーもいいなぁ。オプションのヘッドレストも買っちゃおうかなぁ。夢は膨らむばかりです。

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思ったほど場所をとらないコンテッサ。マックとの相性も良いです。ラブリー。

しかし、コンテッサ、前回も書きましたが清水の舞台から飛び降りるつもりで購入したもの。しばらくは夫と取り合い、いえ、譲り合いです。
我が家はフローリングなのですが、和室にコンテッサ、というのも面白そう。畳の緑とコンテッサのライムグリーンの調和、見てみたいものです。コンテッサの摩擦力が限りなく少ない滑らかなキャスターなら畳の目を傷つけることもないでしょう。

このオレンジ色のコンテッサ。キンモクセイ色であり、アルビレックス新潟カラーという理由で購入したわけでもあります。新潟は主人の生まれ育った故郷であり、私にとっても中学、高校と多感な時期を過ごした大事な故郷です。
今回起きた、新潟県中越地震は私自身も大変心を痛めています。
一日も早く、安心して暮らせる日が来るのを願うとともに、被災地の皆様には心からお見舞い申し上げます。

2004.10.31
増子瑞穂



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