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■増子瑞穂さんの「キャスター・マッシー通信」連載 - 7(4/28/2004)

「初めての六本木ヒルズ」

先日、六本木ヒルズに初めて行ってきました。
私は、最先端のスポットに疎いらしく、お台場に初めて行ったのも盛り上がりがおさまった頃だったし、六本木ヒルズもオープンから1年くらいたってるし、東京駅の丸ビルにいたってはまだ足を運んでいません。私にとって縁遠い六本木ヒルズ、重い腰をあげたのは、草間彌生の展覧会を観るためです。休日だったこともあり人・人・人でした。

それにしてもオシャレスポットに(この表現がすでにオシャレではないですね)ありがちなことなんですが、どこに何があるのか、分かりづらいですねー。
どうしてもっと分かりやすくできないんでしょう!案内サインのデザインはどうなっているのでしょう!52階にある美術館にいくのに、迷って迷って同じところをグルグルグルグル回ってしまいました。

それでもなんとか上層階行きのエレベーターに辿り着き、一路、美術館へ向かいました。
と、ここでまた不満。エレベーターにしては結構長い時間乗せるのにもかかわらず、狭いのです。箱が。
とても閉鎖的な空間に、人をキュウキュウに乗せ何十メートルも上がります。
加えて1階、2階、3階、・・・・48、49と順調に表示ランプが点灯していると思いきや、50階で表示がしばし止まるのです。
多分、減速して到着するのでしょうけど、いやおうなしに不安な気持ちになります。
最先端技術のエレベーターらしくGがほとんど感じられません。だからなおさら動いているのか止まっているのか分からなくて不安な気持ちになるのです。嘘でもいいから1階から52階まで等間隔で表示を点灯させてほしいと思いました。(私だけ?)

さて、本題の草間彌生の展覧会ですが、こちらはよかったー。
2001年に行われた横浜トリエンナーレでも強烈な個性を放っていましたが、今回の個展もところ狭しと草間ワールドが広がっていました。視覚だけでなく、嗅覚、(実際に匂いのする作品もありました)をゆさぶり、脳の奥の方を刺激される感じです。
水玉や光の氾濫、少女のようなというよりも少女のまま止まってしまっている草間彌生の感性が直球で向かってきます。
なんだか子供のまま、富と名声を手にしてしまったかのようです。
六本木ヒルズの美術館で展覧会なんて、相当お金がかかると思うんですけど、、、。
興味のある方は大型連休中に行ってみてください。
http://www.mori.art.museum/contents/exhibition-ind.html

展望台 東京シティビュー入館料込みの チケットもあり、オトク感があります。
今なら「 MoMA ニューヨーク近代美術館展モダンってなに?:アートの継続性と変化、1880年から現在まで」展も行われているようです。

皆さんは大型連休はどのように過ごされますか?
私は4/30から5/5までNHKで開催される「ふれあい広場」というイベントで仕事をしています。
期間中、会場から何回か中継で出演しますので、家にいらっしゃる方はチェックしてみてください。
最後に宣伝でした。

2004.4.28
増子瑞穂
massy@d4.dion.ne.jp

































image●なんだかんだ言いながら、草間彌生のTシャツを購入しご満悦です。