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コラム創造力の根っこ」VoL.15(06/30/2010)

                      鈴木淳平(株式会社ジェダイ代表)

「氣」は「点・線・面」の「点」と同じ

 『神は自らを助くる者を助く』、(God helps those who help themselves.)
神を天に置き換えて解釈する人が多い中であえて神で表現しました。神を見ることはできません。何も無い所に何かが存在することはありません。
しかし人間の目に見えないミクロやナノの世界では多くのものが存在していることが解かりかけてきた二十一世紀です。
無は無ですから、最初に何かある表現として「点・線・面」の点か、「*」(アスタリスク)か、一(いち)がマークされます。
一は中国では「太極」、二は「陰陽」と解釈できると想います。
フランスのファッション界では「プルミエール」(第一)が、その年の色や流行など、お洒落の基本として注目されます。
存在を感じながら証明が難しく、見えない「氣」も点と同じ定義かもしれません。氣は発想するエネルギーで、創造力の根っこに刺激を与えるものだと感じます。
先天的な遺伝、後天的な環境や変化などの氣による刺激によって人の数だけ、その人らしいオリジナリティが生まれます。

 氣は存在の印の点でしかなく氣と氣が無数に結びつき集合する(厳密には矛盾する話です)ことで線になり、そして面になり高さが加えられて三次元になる、さらに氣が影響し多次元な世界へと導き、人に認識、存在を感じさせるのです。
 氣について想像力豊かな勝手な仮説を披露します。
東洋哲学に通ずる中国の「太極」を真っ先に掲げたくなります。
太極は氣であり、氣は一つでありながら無数にあり、宇宙万物そのもののすべてであると想うからです。
外にも内にも無数に存在する氣として、太極と同じ意味になると想像します。
その氣という字の*は米(こめ)ではありません。
目に見えない最小単位の物質なのです。
目に見えなければ信じないと言う人も空気中の約20%の酸素を呼吸して生きています、見えなければ信じないと言っても酸素は存在しているのです。
生きていることで理解するしか有りません。
幾何学の大きさの無い位置を定義した「点」と、「氣」も等しい存在と想えます。点は印として視覚化されますが、点に面積はないと定義されていますので、存在しているという印だけです。

 百年も前にアインシュタインが特殊相対性理論と一般相対性理論によって、宇宙空間は真空であり物質は存在しない、光速30万キロの光より速い物質は存在させないという理論をいままでの世の中は信じさせられてきました。
しかし一九八〇年代に実証科学によってアインシュタインの特殊相対性理論はくつがえされました。
理論や数式では解けない現実の宇宙に真実があったのです。
太陽からの恩恵には光と熱があります。
光は、宇宙が真空状態でも地球に注がれます。
熱は、波のように海水を伝わって来るという極めて単純な話も宇宙空間に波を伝える海水のような物質が真空であるがゆえに無いと論理づけたために説明しきれなかったのもそのひとつだと理解できます。
アインシュタインよりも前の宇宙空間には「エーテル」が充満しておりそれを伝わって熱は来るのだと、理解していた時代が正しいのかもしれません。
唯一無二の神は、『神はあなたの内にも、外にもあられる』と言われます。
氣も同じで「氣は内にも外にも存在する」と言われています。
氣という漢字の生い立ちを想像してみました。

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氣の上部の*が集合して出来た三本の平行線の中央の線(上図の青)、あるいは芯を上下の二線(上図、赤)が互い違いに正反対の矢印の方向へ、ぐるぐるとスピンして周る、調和の取れた運動を繰り返し、それぞれの方向へスピンしながらも瞬時に、互いの情報交換や意志を共有する性質を現していると観れます。

 唯一無二の存在としての神とイコールである氣の*は、宇宙を「創生する素」の意味となり、*は宇宙そのもので宇宙をも誕生させ、真空であるはずの宇宙空間に氣の*は充満していていると想えるのです。
 氣は常に人間に刺激を与え、発想を豊かにし、その「創造の素」・創造力の根っこに刺激を与える物質の姿そのものとして、氣という漢字は創られたのだと結論したのです。
 氣の上部の線は崇高な天界から刺激を受信してスピン運動によって中央の線・芯を軸に下の線に光よりも速く刹那(せつな)に伝え、人間界に一種のエネルギーとして降りてくる、またそれを受け止めるアンテナの役割も兼ねて表わされている氣がします。
そこに人間の創造性を喚起し創造力を発揮する持続可能なエネルギーとして、そのエネルギーを使って動くエンジンのメカニズムを氣にみる思いです。

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 氣は創造力の根っこに注がれる発想力を高めるエネルギーなのです。
人は善い水に満たされ、体内に善い氣を満たせれば、創造主である氣の充満する宇宙とリンクし独創的な創造物を自らが生み出せる基礎を手に入れたことになると思うのです。












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