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相田竜男(S40年度卒)さん<デコムデザイン・代表>からの
         「電子描画装置 ELS-7000」デザイン報告(02/28/2008)

デコムデザイン/相田です。
弊社がデザインした「電子描画装置 ELS-7000」についてお話させていただきます。

先日、クライアントの(株)エリオニクスのエンジニア・竹内様から私共でデザインした「電子描画装置 ELS-7000」が世界中で売れていると言う嬉しいメールが届きました。 先様の本件開示の許可を頂きましたのでご紹介したいと思います。

最初にその一例として最近納入したアメリカ・ハーバード大学における設置資料HPも送られて来ていますので私どもの添付/デザインレンダリングと共に開いて見て下さい。

ハーバード大学はこちら
http://www.cns.fas.harvard.edu/about/docs/NanoWire_Fall_2007.pdf
*6ページ目に「ELIONIX ELS-7000」として写真が掲載されています。

さて、電子描画装置とは如何なるシステムでそのデザインとは?
この事について簡単にご説明したいと思います。

現在、IC関連商品はより薄く、小さく、軽くその上で更に高性能にと言う厳しい開発競争を繰り広げている訳ですが、電子描画装置はこう言った開発状況を下支えしている有力な生産・研究システムの一つです。

その役割はIC関連商品に内臓されている各種ICチップの電子パターンを高精細に描くことです。
「ELS-7000」は何とナノレベル(10 億分の1M)の極細線を描くことができます。 ちょっと想像出来ませんよね。

この気難しい装置にデザイン? どうしよう! 悩んじゃいますね。
当然のことながらこの装置の大敵は振動です。どんなにどんなに小さな振動もNGです。

デザイナーとしてはデザインの常套手段としてカッコ良いカバーをかけたくなりますよね。 ところがカバーという奴はいろいろと共振して振動の発生源となってしまい実に具合が悪い。こうなると「デザイン一新」などと言う従来の派手なデザイン手法では行き詰まってしまいます。

で、本装置のデザインについてですが
■そもそもこの装置には旧型など存在しない訳で、これが新型なのだ!と開き直り、デザ
 インの為のカバーデザインは避けて、装置としての在るがままの姿に真摯に立ち向かい
 細かな部分の完成度を高めること。 そうすることで充分な存在感・・揺るぎない存在
 感には技術力、信頼性、安定性、更に国際性をもイメージ・・を得られる筈とのコンセ
 プトを持ってデザインしました。

最後に(株)エリオニクスを紹介させて頂きます。 
http://www.elionix.co.jp
ちなみにエリオニクスさんの微細加工装置の30%、計測分析装置の70%はデコムデザインが手掛けました。




■相田竜男(S40年度卒)さん<デコムデザイン・代表>からの
  抗原曝露システム/花粉症薬臨床試験施設のデザイン報告(3/31/2006)

このシステムは下記の特徴があります。

1・超清浄クリーンルーム仕様
2・花粉シーズンの温室度環境を自由に再現
3・スギ花粉症を正確に制御し供給する
4・供給されたスギ花粉の濃度を流体工学を駆使して一定に保つ
5・被験者の状態は無線LANで携帯端末からパソコンに送られてデータとして蓄積可能
6・テスト後は純水による自動洗浄、温風による自動乾燥を行う。