■OBの仕事・作品紹介

□小林清泰さん<株式会社ケノス・代表取締役>(S42年度卒)からの報告。

image 小林清泰(こばやしきよやす)
所属 株式会社ケノス URL:www.kenos.co.jp
役職 代表取締役
所在地 東京都目黒区自由が丘2-20-24
昭和43年3月 日本大学芸術学部美術学科工業デザイン専攻卒
<資格>:一級建築士、インテリアプランナ-、商業施設士、
インテリアコ-ディネ-タ-、キッチンスペシャリスト
<加入団体>;社団法人日本商環境設計家協会/日本商業施設士会/インテリアプランナー協会/インテリアコーディネーター東京/日本CI会議体/日本広報学会/企業イメージ研究所/ワールドグッドデザイン/燃料電池NPO法人「PEM-DREAM」

■2005 Good Design Product

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■「カインズモール彦根」
2005年7月に滋賀県彦根市にオープン

城下町への景観配慮と緑化をテーマにした施設です。

国宝、彦根城は国内で創建当時のまま現存する数少ない城の一つです。
城郭はj内堀・中堀・外堀と三重の堀があり、現在も内堀から中堀までは、ほぼ当時のままで残されており、市は世界遺産登録を目指して準備中です。
カインズモール彦根店は湖岸に添っており、彦根城天守閣より琵琶湖を眺めると、その手前に位置します。そのため特に彦根城からの景観を考慮したデザインにしました。
建物の形状、外観意匠、サインデザイン、外観カラーデザイン、緑化など、厳しい景観規制を配慮しながらも、カインズ・ベイシアのビジュアルアイデンティティー表現をバランスよく整えた施設は、全国でも初めてではないかと自負しております。しかしケノスの環境に対する問題意識、クライアントのコストコントロール視点、また市も大型店出店の経験が余りなく、例えば、住宅規模店舗を念頭に置いたサインサイズ規制など様々な問題点がありました。そして景観審議会出席などでの意見陳述など、一年半に渡り一つ一つハードルをクリアーした結果が、この施設です。
今後全国での景観対応のモデル店舗になればと思っております。

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<実績>商業施設

■業態デザイン開発(チェーンストア)
CIに基づき企業が戦略的に店舗展開を行う場合の基本デザイン及び
店舗標準化、マニュアル作成まで総合プロデュース

・ホームセンター「カインズ」ストアアイデンティティー企画、デザイン
・CVS「 LAWSON」ストアアイデンティティー企画、デザイン及びマニュアル作成
・不動産仲介業「東急リバブル」ストアアイデンティティー企画、デザイン及びマニュ
・ワーキングウエア「ワークマン」ストアアイデンティティー企画、デザイン及びマ
ニュアル作成
・SC「いせや」「ベイシア」ストアアイデンティティー企画、デザイン

■ショールーム、店舗デザイン
企業イメージ戦略の顔であるショールーム、店舗を事業コンセプトから
スペースデザインまでトータルに行う。

・イトーキ「銀座ショールーム」企画、デザイン
・テルサ日本海ガス「住設事業部ショールーム」企画、デザイン
・インターフェース及ネットワークメーカー「UNGERMANN BASSショールーム」デザイン
・リテラ・クレア証券茅場町本店ハイパーブースインテリアデザイン

■執筆・講師
2000年・「21世紀のCI展望」共著 出版
2004年・食品商業 デザイナーズアイ連載

■商品企画、開発
建材、ビルトインファニチャー等の商品企画及マーケティング、
製品カタログ企画、モジュール開発、施工マニュアルまでプロデュースを行う。

・システムキッチン「セナータ」企画、開発、プロデュース(テルサ日本海ガス)
・施工型システム収納家具「クラシーナ」企画、開発、プロデュース
・株式会社イリア(鹿島建設グループ)「ピアチェンテ」企画、開発及びコンサルティング
・アトム産婦人科医療空間システム構築

■ECO REPORT 発信
1998年・壁面緑化
1998年・木質系リサイクル素材
1999年・省エネ(電球型蛍光ランプの紹介)
1999年・ECOデザインの提案
2000年・ISO14001取得挑戦報告
2001年・エコ素材としてのアルミ
2001年・屋上緑化
2002年・燃料電池とは
2002年・燃料電池のネーミングアイデア
2003年・自然素材
2003年・雨水利用
2004年・エコストア
2005年・コージェネレーションシステム
2006年・家庭用燃料電池導入レポート

■IPEC21出展
2001年・仮想プロジェクト「エコエネルギーステーション」の提案
2002年・「エコエネルギーステーション」模型による提案
2003年・エコロジー素材活用インテリアパーティションシステム提案

その他

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